ノロウイルスの脅威

「感染性胃腸炎」と診断される中でも一番の脅威なのはノロウイルスによるものです。飛沫感染が主な感染経路で、学校や施設など集団生活の場ではあっという間に広まってしまいます。未就学児が通う幼稚園や保育所、高齢者向けの施設内で集団感染が起これば、死者が出ることもあります。
そのほか、貝に蓄積されたノロウイルスを取り込んでしまうことや、感染者が取り扱った食品を食べることで二次感染が起こることもあるため、もはやパンデミックと言わんばかりの感染力を持っています。

自宅でできるノロウイルスの感染予防方法

女の人

手洗いとうがいを念入りに行う

手に付着したノロウイルスを体内に取り込まないためにも、手洗いとうがいを念入りに行います。特に手洗いは殺菌系のハンドソープを使うことが大切です。うがいは、喉の奥までよく洗えるように、うがい薬を用いることをおすすめしています。

外出先ではマスクを着用する

ノロウイルスの感染源は飛沫感染です。くしゃみであれば数メートル先にいる人へ容易に唾が届いてしまいます。外出をする際には、マスクを着用しましょう。できれば抗ウイルスタイプの使い捨てマスクを使うとベストです。また使い終えたマスクは再利用せず、ビニール袋などに入れてから処分しましょう。

生ものは必ず加熱すること

ノロウイルスは牡蠣などにも含まれています。生食ができる貝でも、流行時期は必ず加熱してから食べましょう。貝類の場合は85度以上3分間(90秒)加熱が必要です。そのほかの食べ物でも、85度以上の温度で最低1分以上の加熱をすればウイルス菌は死滅すると考えられています。しかし、どの食べ物にもそれが当てはまるとはいえないため注意が必要です。

調理器具は殺菌消毒

汚染された調理器具から感染する経路もあります。調理器具に関しては煮沸消毒をすることをおすすめします。もし、煮沸消毒ができない場合は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系キッチンハイター)などで消毒することも一案です。食品用などに用いられる消毒用エタノールスプレーは有効かという質問もありますが、完全ではないことを覚えておきましょう。

トイレやふろ場などは塩素系で消毒

トイレやふろ場はノロウイルスの格好の感染源です。トイレなどでは感染者の便が完全に流れていてもウイルスが残っている場合が考えられます。トイレなどは次亜塩素酸ナトリウムで消毒をすることが大切です。クレゾールせっけん液の希釈液を使っても有用です。

ノロウイルスについて知ろう|症状などを公開

細菌

ノロウイルスに感染した場合の主な症状

ノロウイルスは、口の中から体内に入り、腸管内で増殖します。これによって、おう吐や下痢、腹痛などの症状が引き起こされます。発熱もみられますが、高熱にはなりません。それ以上に激しいおう吐症状があることが主な症状です。下痢に関しては水様便が続きます。しつこいものではなく、数回下痢便が出ると、治まることがほとんどです。
また、ノロウイルスの潜伏期間は12時間~48時間程度。感染力が強いことがわかります。この他の症状としては、頭痛や筋肉痛などの症状がみられますが、強くはありません。同じ時期に流行するインフルエンザと鑑別が付きやすいのが特徴です。

健栄製薬

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